スケールのメイン設定は「設定」メニュー内にあり、画面上部のステータスバーの歯車アイコンからアクセスします。アイコンをタップして、「ワークスペース」タブの「デッサンのスケール」に進みます。ここではよく使われるオプションを用意していますが、個々の項目をタップしてカスタム設定することも可能です。(計測基準を合わせるために、設定項目の後半にある「単位」も必ず確認してください。)

例えば写真にあるオブジェクトの高さがわかっている場合などは、便利な裏技があります。

  1. 現在のスケールが1:1であることを確認してください。
  2. 「インポート」メニューから写真をインポートします。
  3. 「精密」(グリット型のボタン) を有効にします。
  4. 図形定規から「直線」、「円弧」、「角度」などのツールを選択します。
  5. 寸法が分かっている写真のオブジェクトの両端に、ツールのつまみを合わせます。
  6. 「精密」メニューの「計測」ボタンの横にある「1:1」の比率をタップして、「デッサンのスケール」項目を再度呼び出します。項目には、現在のラインの長さが表示されています。
  7. 2番目の項目、つまり「スケール」された項目に、実寸を入力します (自動選択されるはずです)。最初の項目は変更しないでください。オーバーレイ画面を閉じます。

コンセプトでは、入力値に対する図形定規の計測値を使ってデッサンの正確なスケールを判断します。この後に描くものはすべてこのスケールを反映し、「計測」がオンの場合は常に正確な実寸が表示されます。

スケールや計測の詳細は、 ”Scale and Measurement tutorial” (英語版のみ) をご覧いただくか、 マニュアルをご参照ください。