最初に、コンセプトに取り込む画像やPDFは、実際のスケールでインポートされます。
デッサンのスケールを図面や画像、PDFに合わせるには、次の手順で操作します。
- プロジェクトにスケールを設定するためには、実際の空間を正確に採寸する必要があります。すでに図面の正確な寸法が分かっている場合は、手順2へ進んでください。まだ採寸していない場合は、メジャーやものさしを使って、図面に使う壁や間取りの実際の寸法を測ります。画面上で明確かつ簡単にマークできる限り、採寸対象は何でも構いません。
- 写真や図面をキャンバスにインポートします。(このプロセス中に [画像のレイヤーのポップアップ画面で] 画像の透過率を低めておくと、ツールやデッサンが見やすくなり便利です。)
- 「精密」を有効にして、「計測」をオンにします。
- 直線定規を有効にして、図面のつまみを、壁などの現実空間で計測したアイテムと同じ部分に揃えます。直線定規の中心部の十字線をダブルタップすると、ラインを引くときにラインの境界線が寸法内に収まるので便利です。
- 「計測」の横にある「1:1」のスケール比率をタップします。すると設定した単位とスケール比率に従って、「デッサンのスケール」の下にある数値が、現在の直線定規の長さで表示されます。
- 2番目の項目に、現実空間の寸法を入力し (最初の項目は変更しないでください)、メニューを閉じます。これでキャンバス上の「計測」ボタンの横にある比率が、「1:新たに計測された数値」に変わります。この比率は、ズーム率に関わらず一定となり、直線定規を拡大縮小しても影響されません。この設定は、デッサンのすべてのストロークやツールに適用されます。
(ツールのプリセットが、突然異なる寸法で表示されても、プリセットは最初の設定どおりなのでご安心ください。デッサン全体に新しいスケールが適用されたため、それに従って調整されています。)